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メンズヘアケア

メンズヘアケア基礎知識:頭皮

メンズヘアケア基礎知識:頭皮

頭皮は他の肌とは違うの?

頭皮と他の部位の皮膚の違いは

  1. 皮脂腺の数が多いため、自ずと皮脂の分泌も多くなること。
  2. 毛細血管の量も多く新陳代謝が活発であること。
  3. そのせいで角層からの代謝によって皮膚が剥がれ落ちること(簡単にいうとフケがでるのが頻繁なこと)

頭皮と肌(顔)は違う皮膚ですが、どちらも同じ皮膚であり1枚の皮でつながっています。最近では頭皮をケアすることが、お顔のケアにつながるという考えも浸透しています。

頭皮の乾燥・べたつきにはどう対処すればいい?

ヘアケア製品の見直しが重要です。

頭皮が乾燥している人なら、まず「アミノ酸系シャンプー」又は「ベタイン系のシャンプー」がオススメです。 (シャンプーの分類についてはこちらから)。日本人は清潔志向が強く、毎日洗髪をする人が多いので皮脂が分泌されてもすぐに洗い落としてしまい保湿が追いつきません。そこで洗浄力が低めのシャンプーを使うと、頭皮が乾燥しにくくなります。さらに直接的な方法としては頭皮用の化粧水というものが今は出ているので試してみるのもいいと思います。

頭皮がベタつく人ならば「高級アルコール系シャンプー」又は「石けん系シャンプー」がオススメです。「高級アルコール系シャンプー」「石けん系シャンプー」に関しては皮膚への刺激が強いなどマイナス面もありますが、皮脂の分泌が多い人の場合「アミノ酸系シャンプー」や「ベタイン系のシャンプー」では、頭皮の皮脂を落としきれず、毛穴が詰まるなどのトラブルを起こす可能性があります。また過剰な皮脂の分泌により、髪に油分がコーティングされ、ヘアスタイルもボリューム感のないベタっとしたものとなってしまいます。その点上記の二つのタイプのシャンプーなら、脱脂力が強いため、その問題はありません。

どちらにしても、その時の自分の肌に合ったヘアケア製品を選んで上手に利用していきましょう。

頭皮に良い栄養はあるの?

頭皮や髪にはバランスのとれた食事が一番です。頭皮も他の部位の皮膚と同じように、体の栄養状態があらわれます。髪や頭皮のためにも、日々の生活を見直してバランスのとれた食事を見直しましょう。

【頭皮と髪の栄養を支える栄養素の例】

種類 髪・頭皮との関係 含まれる食べ物
ビタミンA 不足すると皮脂腺や汗腺が萎縮し、頭皮・毛髪がが乾燥しやすくなります。 チーズ・牛乳・卵・レバーなど
ビタミンB2 不足すると皮脂の分泌異常・頭皮の新陳代謝の異常などが起こり脱毛の原因にもなります。 卵・レバー・チーズ・青魚など
ビタミンC 細胞の活動の活性化・抗炎症作用・代謝促進・殺菌作用などがあります。 かんきつ類・イチゴ・ほうれん草・ブロッコリーなど
たんぱく質 主に体の細胞の原料になります。髪の毛もたんぱく質からつくられます。 肉類・魚介類・卵・大豆・乳製品など
亜鉛 新陳代謝を促し、発育を促進する作用があります。傷の修復などにも有効です。 カキ・海藻類・チーズ・大豆など

頭皮に悪い生活習慣は?

頭皮に悪い生活習慣の代表は「睡眠不足・偏った食生活・運動不足・ストレス・喫煙」です。

言うまでもなく、夜更かしや睡眠不足は髪に良くありません。特に夜の22時~26時の間の4時間は、成長ホルモンがたくさん分泌され、皮膚を作る細胞分裂が最も活発に行われる時間です。もちろん髪を作る毛母細胞もこの時間帯は体にたまった老廃物を排出し、栄養を取り込みます。そしてこの夜の時間は内蔵を休め、修復する時間帯ですので、十分な睡眠が取れていないと、髪も体もリセットできず、疲れがたまっていってしまいます。

そして、かたよった食生活も髪や頭皮に影響を与えます。特に肉類ばかりを食べていると、高脂肪・高コレステロールで血中の脂質が多くなり頭皮の皮脂の分泌も過剰になってしまいます。また、それだけではなく血管の中性脂肪もたまってくると血管が細くなり、血流が悪くなります。血液が悪くなると、髪を作る毛母細胞にも栄養が十分に届かず薄毛の原因となることにもつながってしまうのです。髪に必要な栄養素をとるには、髪を作る「タンパク質」そのタンパク質の摂取を助ける「ビタミン」毛母細胞の働きを正常にする「ミネラル」を摂取することが大切になってきます。

運動不足も頭皮や髪の健康には良くありません。運動不足になると、血液の循環が悪くなりやすく老廃物も体にたまりやすくなり、新しい栄養が毛母細胞に届きにくくなってしまうのです。

また、過度のストレスも頭皮や髪に影響を与えることがあります。適度なストレスは健康に良いといわれますが、緊張状態が続くと毛細血管が収縮し、血流が悪くなったり、自律神経のバランスがくずれたりホルモンバランスがくずれ、頭皮の菌が過剰に繁殖して赤味やしっしん、かゆみが出ることもあります。上手にストレスを発散し、ストレスをためこまないようにしましょう。

喫煙については、タバコが頭皮や髪に与える影響の1つに血管を収縮させて血流を低下させる働きがあります。血流が低下することで、毛母細胞に栄養が十分に届かず健康な頭皮や髪に悪影響を与えることにつながってしまいます。

頭皮によいトリートメントの使い方は?

トリートメントは使い方に誤解が多いものの1つです。トリートメントを使うときに、たっぷり使うとよいだろうと、たくさん出して髪全体にしっかりもみ込んでいませんか?中には頭皮にもすり込んでいる人も。これは大きな間違いです。このような使い方をするとトリートメントが頭皮についてしまい、頭皮の毛穴をふさいでしまいます。トリートメントは本来、髪のために作られているものなので、ダメージの多い毛先のみにつけ、頭皮につけないのが基本的な使い方です。髪が短い方は表面をなでるようなイメージでつけていきます。髪の傷みが激しい部分があればつまむようになじませてください。理想的には頭皮から10センチは離してつけるようにしましょう。

頭皮のかゆみの原因は?

頭皮のかゆみの原因は 1.乾燥 2.皮脂や汚れ 3.炎症 4.不規則な生活や過剰なストレス 5.脂ろう性湿疹 6.疾患が考えられます。

頭皮は乾燥しているとかゆみを起こすことがあります。冬場のお風呂上りに足や腕が乾燥してかゆくなるのと同じです。対処としては洗浄成分の優しい「アミノ酸系シャンプー」などに変えることや頭皮用の化粧水を使うことなどが考えられます。

皮脂や汚れについては、頭皮の皮脂が多い人はかゆみが出やすい傾向にあります。こちらは先程の場合とは逆で、しっかりと皮脂を取る「スキャルプシャンプー」。成分で言いますと「せっけん系」や「高級アルコール系」のシャンプーを使うことで改善することがあります。

普段はなんともなくても体調が悪いときにカラーやパーマを当てるとかぶれて炎症がおきることもあります。また頭皮に合わないシャンプーや育毛剤を使うことで炎症が起きることもありますので、頭皮の炎症が起きた場合は原因になりそうな事を一度やめてみることをおすすめします。また、シャンプーのすすぎ残しなども、汗やホコリと皮脂が混じり合い、それが刺激となって炎症を起こすこともあります。シャンプーのすすぎは大切です。しっかりすすぎましょう。そして、春から夏の特に紫外線の強い季節には、日焼けすることで炎症を起こす一因となります。帽子や日がさなど日焼けの予防を意識することも大切です。

細胞の修復に最も重要な22時~26時の4時間に起きて動き回ったり睡眠不足の状態が続くなど、不規則な生活を続けていると、身体の免疫機能が低下し、刺激に弱くなってしまいます。また油の多い食事や塩分のとりすぎや香辛料といた刺激物の多い食事もかゆみの原因となります。そして過剰なストレスもホルモンバランスを崩したり、免疫機能を低下させたり皮脂や汗の分泌を過剰にしたりしてしまいます。
夜の22時~26時の間は、しっかりと体を休め、バランスの取れた食生活と適度な運動。ストレスの解消など健康的な生活を心がけましょう。

頭皮に湿疹があったり、フケが異常に出たり、額や耳の後ろにまで赤いプツプツが出ていたりするときは、皮膚炎を起こしている可能性があります。また、脂ろう性湿疹・頭ジラミ・乾せん・アトピー性皮膚炎などの疾患も考えられます。炎症がひどい場合やトラブルが長引く時は早めに専門医を受診しましょう。