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男性の「シミ」に対処する方法を考える

男性の「シミ」に対処する方法を考える

男性は顔に「シミ」ができた場合どうすればいいのでしょうか?

女性ならファンデーションやコンシーラーなどの化粧品で隠すという選択もできると思います。しかし、男性は、ほとんどの方が「素肌(すっぴん)」です。一応「男性用ファンデーション」も発売されていますが、まだまだ一般的ではありません。

そうなると男性は「シミ」にどう対処すればいいのか?調べてみました。

まずはシミができるメカニズム

  1. 紫外線を浴びると肌が細胞に含まれるDNAなどを守るために、メラニンという物質を生成
  2. 通常はターンオーバー(新陳代謝)でメラニンを体外に排出するが間に合わない
  3. メラニンが過剰な状態になりシミになる

【メラニンの生成について】

人間の肌は大きく分類すると「表皮・真皮・皮下組織」に分類され、シミの原因物質であるメラニンを生成するのは表皮にあたります。
この表皮は、さらに4層に分類「角層」「顆粒層」「有棘層)」「基底層」からなり、メラニンは、表皮の最下層である基底層にあるメラノサイトによって生成されます。

紫外線にさらされると、メラノサイトはメラニンを作り出します。メラニンには色素が含まれているため紫外線を吸収し、「炎症の防止」や「DNAの損傷」を防ぎます。

【ターンオーバーとは】

肌の新陳代謝のことです。

表皮の最下層である「基底層」で生まれた細胞が、徐々に表面へと押し上げられて「角質細胞」になり、最後は「アカ」になって、自然に剥がれ落ちるという肌のサイクルのことで、一般的に28日周期と言われていますが、部位や年齢などで変わり、個人差が有ります。

【ターンオーバーによるシミのイメージ】
シミのできる仕組みの図

【メラニンが過剰な状態とは】

紫外線を吸収したメラニンは、通常はターンオーバーと呼ばれる「肌の新陳代謝」により、皮膚の細胞とともに排出されます。

ですが、「肌のバリア機能の低下」や「紫外線の浴びすぎ」により、「メラニンの生成」が「肌の新陳代謝」を上回ってしまうと、メラニンが過剰になり「シミ」となってしまいます。

つまり、シミができるということは

「新陳代謝 < 紫外線によるメラニンの生成」ということになります。

男性にシミができるその他の原因は?

その他の「シミ」の原因は以下の通りです。男性は「肌のバリア機能が低下している方が多い」+「物理的な刺激」の組み合わせでシミができやすいと言われています。

毎日のヒゲソリによる炎症
男性は毎日ひげを剃る方が多いと思います。ひげ剃りなどにより、過度の刺激によって炎症が起こると、メラニンが生成されシミの原因になります。
油分を取りすぎる洗顔料の使用
男性はさっぱり感を求めるため、脂をしっかり落とす成分の洗顔料が多いです。
スキンケアをしない
洗顔やヒゲソリの後に保湿をしない方が多いので肌の水分と油分のバランスが崩れます。
日焼け止めを使わない
シミの主な原因は紫外線によるメラニン生成なので、紫外線対策は重要になります。
ニキビや傷の跡など
ニキビ跡や傷跡がなどによって、色素沈着を起こしてシミになることがあります。
加齢によるターンオーバーの遅れ
男性も40歳ごろから、「シミ」を気にされる方が増ええきます。これは一般的に28日で行われる肌のターンオーバーが、加齢により低下することが原因です。肌のターンオーバーが遅くなることで、メラニンが蓄積します。
遺伝によるシミ
遺伝によるシミの代表格が「ソバカス」です。幼少の頃から現れ、成長とともに症状が軽くなっていくのが特徴です。
ストレス
ストレスにより自律神経の乱れが「新陳代謝の低下」や「メラノサイトを刺激するホルモンの増加」という結果を招き、メラニンが過剰になり、シミができやすくなります。
まとめると、シミの原因は「紫外線」「加齢」「ストレス」「生活習慣」「間違ったお手入れ」などがあります。その中で最も大きな原因となっているのが紫外線だと言われ、約80%のシミは紫外線が原因だというデータもあるくらいです。

できてしまったシミを治すにはどんな方法がある?

できてしまったシミを治すには「病院」に行くか「市販の薬を使う」という選択肢になります。

病院で治す場合は「皮膚科」「美容皮膚科」を受診することになります。そして治療方法は、シミの種類にもよりますが「レーザーで治療する」「外用薬や内服薬を使う」方法があります。ちなみに美容目的の治療は保険適用外になります。

市販の薬は「塗り薬」と「飲み薬」があり病院での処方薬ほど高濃度ではないものの、気軽にすぐ「シミ取り」を始められます。

レーザー治療のメリット/デメリット

  • シミの状態次第ですがレーザー治療は1~3回程度で治ります。
  • 濃いシミも取れます
  • レーザーによる治療の跡、かさぶたになり落ちるまで10日前後。キレイな肌色になるまで1~6ヵ月かかる。
  • シミの種類の判断は難しく、医師の診断次第ではシミが悪化する可能性もある。
  • 現在のシミはキレイになるが再発する可能性がある。

病院での処方薬のメリット/デメリット

  • シミの種類にあった薬がもらえる
  • 薬の効果(濃度)が高い
  • レーザー治療に比べ時間がかかる
  • 病院で処方箋をもらわなければならない

市販の薬のメリット/デメリット

  • 処方箋がいらないので気軽
  • シミの種類に合っている薬かわからない
  • 薬の効果が低い(低濃度)

シミを予防するにはどうしたらいい?

シミ予防対策のほとんどが紫外線対策になります。。紫外線にはUVAとUVBの2種類あり、今までは特にUVBに気を付けるべきだと考えられてきました。

UVBは、全紫外線の約5%を占めます。おもに肌の表面で吸収されるため、肌の奥の真皮層まで達することはほとんどありませんが、UVAより強いエネルギーを持ちます。浴びたUVBは表皮に影響を与え、細胞を損傷して火傷のように赤くなったり(サンバーン)、メラニン色素が沈着して褐色になったり(サンタン)、シミやソバカスの原因にもなります。

UVAとUVBの違いを知ろう 日本ロレアルのサイトより引用

ただ最近ではUVBだけではなくUVAにも気を付けるべきだと考えられています。

UVAは、地表に届く全紫外線のうち約95%を占めます。それ自体のエネルギーは弱いものの、照射量が多く、浸透力が高いので肌に与える影響は深刻。浴びたUVAの20-30%が肌の奥の真皮層にまで達すると考えられており、ハリや弾力を生むコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを作り出す繊維芽細胞に損傷を与えます。その結果、UVAを浴びた肌は弾力を失い、シワやたるみといった肌の老化現象を引き起こすと考えられています。UVAはさらに、メラニン色素の合成を増やし、シミが目立つ原因をつくります。紫外線によって生じるシミ、シワ、たるみは「光老化」と呼び、肌老化の3大特長と言われています。

UVAとUVBの違いを知ろう 日本ロレアルのサイトより引用

皆さんは日焼け止めを選ぶうえで「SPF(Sun Protection Factor)」と「PA(Protection Grade of UVA)」を意識されるでしょうか?

SPFは数値が大きくなるほどUVBの防止効果が高くなり、PAは「+」の数が多いほどUVAの防止効果が高くなります。SPFの上限値は「SPF50+」でPAの上限値は「PA++++」になります。

数値が高いほど日焼け防止効果は高くなりますが肌にかかる負担も大きくなるので用途にあった製品を選ぶことが大事です。
PAやSPFの数値が高い日焼け止めは「炎天下でのレジャーやマリンスポーツ」をする場合だけに使用し、日常生活はPAやSPFの数値が低い日焼け止めを使うなど、使い分けをすることが、肌には一番優しいです。

・炎天下でのレジャーやリゾート地でのマリンスポーツなどを楽しむ場合
PA ++ ~++++ / SPF 30~50

・屋外での軽いスポーツやレジャー等の活動
PA +~+++ / SPF 10~30

・日常生活(散歩・買い物など)
PA +~++ / SPF 10~20

生活シーンに合わせた紫外線防止用化粧品の選び方日本化粧品工業連合会

正しく日焼け止めを選べば、後は正しく日焼け止めをつけるだけです。ポイントは以下の2点です。

  • 量が少なすぎたりしないように、十分な量をムラなくのばす
  • こまめに塗りなおす。(ウォータープルーフのタイプの時でも)

シミはできれば予防が理想

シミはできる限り「できてから対処」するのではなく、「予防する」ほうが、時間的にも経済的にもお得です。その「シミの予防」には紫外線対策。最近ではゴルフなどのレジャーの時に、日焼け止めを使うのは当たり前になってきました。また街中では日傘を使う男性も少しずつですが増えています。

日焼けをした健康的な肌はカッコイイですけれども、シミができると老けて見えますし、男性は女性のようにファンデーション・コンシーラーで隠すという方法もとりにくいと思います。シミは「できる前に予防する」。そのために「男も紫外線対策をする」ことが重要です!!