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メンズヘアケア

シャンプーとトリートメントの選び方と正しい使い方は?

シャンプーとトリートメントの選び方と正しい使い方は?

シャンプーとは?

頭皮・頭髪を洗浄するための洗剤。水・界面活性剤・その他でできています。そして、シャンプーの洗浄成分【界面活性剤】は、水と油のように混ざらないものを混ぜ合わせる力を持った物質です。水だけでは落ちないような油汚れも界面活性剤を使い「水と油を混ぜ合わせる」ことで洗浄することが可能になります。

シャンプーの種類(界面活性剤)を調べる

シャンプーの成分の見方

まず、ほとんどのシャンプーは薬事法上【化粧品】か【医薬部外品】に分類されます。

化粧品に分類されるシャンプーはパッケージに【化粧品】と表示されています。化粧品は薬事法で「成分の含有量が多い順に全成分」が記載されているので、シャンプーの場合は最初に精製水(水)が記載されます。ほとんどの場合、2番目から界面活性剤(洗浄成分)が記述されています。

一方、医薬部外品に分類されるシャンプーはパッケージに【医薬部外品】と表示されています。この場合の成分表示は成分の含有量の多い順に記載しているわけではなく、<有効成分>と<その他の成分>に分けて表示されています。ですが、ほとんどの場合、<その他の成分>の2番目に界面活性剤が記載されています。

ちなみに写真は「デミ コスメティクスのビオーブ リフレッシュスキャルプ シャンプー」で医薬部外品のシャンプーになります。

シャンプーはどうやって選べばいい?

頭皮や髪質は100人いれば100通り。すべての人が納得できる1つのシャンプーはないと思います。

原材料によってシャンプーは大きく分けて6種類があります。それぞれ特徴がありますので、シャンプー選びの一つの指針としてお使いください。

高級アルコール系
【成分の例】ラウレス硫酸Na・ラウリル硫酸Na
【判断のポイント】硫酸
【特徴】洗浄力強 泡立ち良い 皮膚への刺激は強い
【備考】頭皮がオイリー・普通タイプのかた向け。 【高級】は「炭素数が多い」という意味です。ラウリル硫酸Naよりラウレス硫酸Naが後発。現在はラウレスが主流。分子が大きいのでラウレスの方がラウリルに比べ皮膚への刺激が少ないです。
アミノ酸系
【成分の例】ココイルグルタミン酸Na・ラウロイルメチルアラニンNaなど
【判断のポイント】ココイル・ラウロイル
【特徴】洗浄力弱 泡立ちあまりよくない 皮膚への刺激は低い。
【備考】頭皮が弱い方、トラブルがある方、乾燥する方に最適です。 洗浄力は弱く、低刺激のシャンプー。 弱酸性のものが多く、肌に優しいシャンプーです。
オレフィン系
【成分の例】オレフィン(C14-16)スルホン酸Na
【判断のポイント】オレフィン
【特徴】洗浄力強 泡立ち良い 皮膚への刺激は高級アルコール系よりは弱い
【備考】最近ではラウレス硫酸naの代わりに使われることが多くなってきました。
スルホコハク酸系
【成分の例】スルホコハク酸ラウレス2Na
【判断のポイント】スルホコハク酸
【特徴】洗浄力強 泡立ち良い 皮膚への刺激は高級アルコール系よりは弱い。
【備考】泡の持続力が高い。ほかの活性剤と組み合わせて気泡力が増します。
ベタイン系
【成分の例】ココアンホ酢酸Naなど
【判断のポイント】ココアンホなど
【特徴】洗浄力は低い 皮膚には低刺激。
【備考】特に目に対して刺激が低い。ベビーシャンプーなどにも使われる活性剤です。
石けん系
【成分の例】ラウレス-3酢酸Na、オレイン酸Naなど
【判断のポイント】ラウレス-3酢酸Naなど
【特徴】洗浄力は並~強 泡立ち良い 皮膚への刺激強。
【備考】頭皮がオイリーな方、普通の方向け。アルカリ石けん系と酸性石けん系があり、アルカリはいわゆる石けん。洗浄力が強いため汚れがしっかり落ちるが、髪のパサつき・きしみなど、洗い上がりが硬い場合があります。洗浄力、皮膚への刺激ともに強い。酸性系はアルカリ石けんを改良したもので皮膚への刺激は緩和されています。

正しいヘアケアは自分にあったシャンプーを選ぶことから始まります。シャンプーは「頭皮の状態・髪質」に合わせて、たくさんの種類があります。

私たちは美容室を運営しているので、色々なメーカーの方とお話しする機会があるのですが、製品開発のコンセプトの中心が「頭皮」「髪の質感」「安全性」など、各メーカーによって考え方が様々あります。 頭皮や髪質は100人いれば100通りになるのですべての人が納得できる1つのシャンプーはないと思います。

シャンプーに関する情報はインターネット上にも多々ありますので、ご自分の使用目的や悩み・使用感にあわせて、納得できるシャンプーを選ぶことが重要です。

ちなみに、三五館の「科学者が美肌コスメを選んだら・・・」という書籍があります。こちらでは【酸性せっけん系】の「ラウレス-5カルボン酸Na」と【アミノ酸系】の「ラウロイルメチルアラニンNa」が推薦され、【硫酸系・スルホン酸系】の商品には注意を促していました。

シャンプーをする時の基本は?

シャンプーは以下の3点を守ればOKです。簡単なのですぐに実践してください。

  1. しっかりすすぐ!
  2. シャンプーはしっかり泡立ててから!
  3. 毛髪ではなく頭皮を洗う!

1.しっかりすすぐ

シャンプーの工程の中でも、すごく大事なのに、疎かにされる工程の一つです。最初のすすぎをしっかりすることで、皮脂などの汚れを80%近く落とすと言われています。

実際に「湯シャンで汚れが本当に落ちる?マイクロスコープですすいだ頭皮をチェックしてみた」でもファイバースコープで見てみましたが、2×2分間のすすぎで汚れが浮き上がっている感じです。最近流行の「湯シャン」は理にかなっている部分はありますが、季節によっては「皮脂のにおい」が残る場合があると思いますし、残りの汚れを取り切れないと思うので、積極的にオススメはできません。

シャンプー前の「プレすすぎ」で汚れを浮き上がらせて、シャンプー後の「アフターすすぎ」で残りの汚れとシャンプーをしっかり落とすイメージですすぎを行ってください。

2.シャンプーは泡立ててから

シャンプーを直接髪につけて泡立てる男性は意外と多いと思います。一部のスキャルプシャンプー等では、直接「髪や頭皮」につけて泡立てるタイプもありますが、基本的には手のひらでしっかり泡立ててから「頭皮」につけてください。

その理由はシャンプーの原液は粘性が高い物が多いので頭全体にいきわたらずムラになってしまいます。場所によっては「シャンプー剤」が多くつきすぎることでかゆくなったり、皮膚トラブルを起こすことが有ります。基本的にはシャンプーは「しっかりと手のひらで泡立てて」使いましょう。

3.毛髪ではなく頭皮を洗う

先ほど泡立てたシャンプーを「頭皮」につけるとお話ししましたが、ヘアケアで大切なのは頭皮です。当店でも使用している「ルネフルトレール」や「ビオーブ」といったシャンプーブランドのコンセプトも表現の違いはありますが「健康な頭皮が良い髪(美しい髪)をつくる」となっています。しっかり指の腹で頭皮を洗うことが「良い髪」を作るポイントになります。

ヘアケアのすべての基本は「土台となる頭皮を健康にすること」です。トラブルのない健康な頭皮を作るために、「すすぎ」で浮かせた汚れを「シャンプーの泡」で包み込み、指の腹で「頭皮を洗い」、最後にしっかり「汚れ」と「シャンプー剤」を流す。この一連の流れが「健康な頭皮」には重要です。

リンス・コンディショナー・トリートメント?

当サロンでは男性のお客様のみなので「何もつけない」または「リンス」という回答が多いです。けれど本当にシャンプーの後につけている物は「リンス」なのでしょうか?もしかすると「コンディショナー」や「トリートメント」では?

シャンプーの跡につけるヘアケア剤の種類は大きく分けて「1.リンス2.コンディショナー3.トリートメント」の3つがあります。各ヘアケア剤には共通する成分も多いため、明確な線引きはしにくいですが、だいたい次のような違いがあります。

1.リンス

リンスは髪の表面にあるキューティクルを整え、滑りやなめらかさを与えます。 使用法はシャンプーの後の髪に塗布して洗い流すだけです。

2.コンディショナー

コンディショナーは、髪の表面にあるキューティクルを整え、滑りやなめらかさを与えたうえで、髪の内部にも栄養を与えます。感覚的にはリンスにトリートメントの効果を少し持たせたような感じです。 使用法はシャンプーの後の髪に塗布して洗い流すだけです。

3.トリートメント

トリートメントは、髪の表面にあるキューティクルを整え、髪の内部にも油分やアミノ酸・毛髪保護タンパクなどの栄養を「しっかり」と補給します。有効成分の濃度が高い傾向があります。 使用法は塗布した後に数分間放置する、熱を加えるなどバラエティーに富んでいます。

トリートメントの代表的な成分は?

トリートメントに配合されている主成分は「1.カチオン界面活性剤・2.コンディショニング剤・3.毛髪保護成分」などがあります。

1.カチオン界面活性剤

シャンプーでもよく聞く界面活性剤ですが、シャンプーで使われる界面活性剤は「アニオン界面活性剤」。洗浄成分として使われています。対して、トリートメントに使われる界面活性剤は「カチオン界面活性剤」。静電気の防止や髪をしっとり柔らかくする作用があります。

2.コンディショニング剤

コンディショニング剤の代表は、オリーブ油やホホバ油などのツヤを出す効果のある油性成分。セラミド3などの保湿性を高める作用のある脂質成分。ジメチコンなどのすべり感を高め、毛髪保護効果のあるシリコン・高分子ポリマーがあります。

3.毛髪保護成分

毛髪保護成分の代表は加水分解卵殻膜・加水分解コムギなどに代表される「加水分解○○」。間充物質の補給・キューティクルの保護・保湿の効果があります。

トリートメントなどはどうやって選べばいい?

トリートメントなどのケア剤はご自分の髪質やコンディションに合わせて選んでいただくのが一番です。ケア剤を選ぶ時のイメージとしては、効果の高い順に「トリートメント > コンディショナー > リンス」です。髪の傷みやパサつきが激しいときはトリートメントを使用した方が良い結果がでます。

なぜシャンプーの後にトリートメントなどのヘアケア剤をつける必要があるのかというと、髪は皮膚の一部で表皮の角質層が分化してできた「死んだ細胞」だからです。「死んだ細胞」なので自分で再生することはありません。 ですから、一度傷んでしった髪は外側から保護・補修する必要があります。 そのために使用するのが「リンス」「コンディショナー」「トリートメント」と呼ばれるケア剤です。

男性はトリートメントを使わない方も多いと思います。ただ「髪質」や「髪の傷みぐあい」によってはつけることで髪の扱いが楽になる場合があるので、髪が扱いにくいと思う方は1度試してみてはいかがでしょうか?

トリートメントの使い方は?

トリートメントは以下の3点を意識すればOKです。

  1. トリートメントの前に水気を切る
  2. 頭皮につけない
  3. 時間を置いてから流す

1.トリートメントの前に水気を切る

トリートメントの前に髪の水分をしっかりと切ります。これはトリートメントが薄まるのを避けるために行います。せっかくのトリートメントも水気が多くあると薄まってしまい効果が弱くなります。

2.トリートメントを頭皮につけない

シャンプーできれいにした頭皮の毛穴を、トリートメントでまた塞いでしまうのはもったいないです。「正しいシャンプーの仕方」の時も話しましたが男性のヘアケアの基本は「土台となる頭皮を健康にすること」にあります。

髪が短い人は「髪の表面をなでるようにつける」と頭皮につかず、うまくトリートメントをつけることができると思います。

また、もし面倒でなければ、「目の粗いクシ(コーム)」で髪をとかしてあげると、ムラがなく髪にトリートメントがいきわたります。

3.トリートメントは時間を置いてから流す

トリートメントは、髪の表面のキューティクルを整え、髪の内部に栄養を補給するものです。この栄養をしっかり内部に浸透させるために放置時間を取ります。この時に勘違いしがちなのが、「リンス」「コンディショナー」は放置時間がいらないということです。

「リンス」「コンディショナー」は表面のキューティクルを整える役割のもので、髪の内部に栄養を補給するものではないので、「リンス」「コンディショナー」を使用する場合は、放置時間なしで、髪につけた後すぐに流しましょう。放置時間以外は「トリートメント」と同じ方法でOKです。

トリートメントの成分には髪をしっとり柔らかくする「カチオン界面活性剤」や保湿性を高める「コンディショニング剤」などがはいっているので、男性でも「カラーやパーマで髪が痛んでいる方」「くせ毛などで髪が広がる方」などは朝のセットがしやすくなったりとメリットが多いので興味がある方は担当のスタイリストに相談してみてはいかがでしょうか。

髪を洗った後はドライヤーでしっかり乾かす!!

男性は髪が短いこともあり、お風呂の後そのままの方も多いのでは?昔は「ドライヤー=悪」という考え方が主流でしたが、最近は「ドライヤーは使った方が良い」に変化してきています。

またドライヤーの使い方次第で「ボリュームアップ」から「ボリュームダウン」「ツヤをつける」「クセを伸ばす」ことまで出来てしまうので、お風呂上りや朝のセットのルーティンに取り入れてみてはいかがでしょうか?

しっかりとタオルでドライする

まずはしっかり髪の水気をタオルで取ります。このときマイクロファイバー素材のタオルなら、さらに早く水分を飛ばすことができます。ドライヤーの熱をあてる時間は短い方がいいので、このタオルドライでしっかり水気を切ることが重要です。

また、この時に髪を「ガシャガシャ」とこすり合わせずに、指の腹を使って頭皮をマッサージするように拭いてください。このことにより髪のキューティクルがはがれるのを防ぎ、髪が傷むのを防ぎます。

ドライヤーを使って乾かす

タオルドライでしっかり水分を取った後は、ドライヤーで乾かしていきます。男性がドライヤーを使って乾かす時に重要なポイントは2つあります。

  • 根元から乾かすこと
  • ネープ(後ろ)・サイドから乾かすこと【刈上の場合は意識する必要はありません】

根元から乾かすのは、表面の髪や毛先は乾きやすいので毛先から乾かしてしまうと、オーバードライの状態になり髪が傷んでしまいます。ネープ(後ろ)やサイドから乾かす理由は、体温が低いので根元が乾きにくいので、やはりオーバードライの状態になりやすいからです。最近多くなってきた「ツーブロック」や「刈上」など、ネープやサイドの髪が、かなり短い方の場合はあまり気にせず、根元から乾かすことのみをしっかり意識してください。

髪のボリュームをコントロールする

ボリュームを出したいときは「下から上」に、ボリュームを出したくない場所は「上から下」に向かって風を当てるとボリュームをコントロールできます。セット前にこの方法でコントロールすることでセットの持ちが格段に良くなります。また寝る前に行うと朝のセットが楽になります。ぜひお試しください。

さらにこのドライの時に軽く髪をひっぱりながらテンションをかけると軽いくせ毛は伸びるので、クセが気になる方でアイロンを使いたくない方はこの方法もお使いください。前髪のクセに非常に効果的です。

ドライヤーは髪が短くても必要!!

ひと昔前まではドライヤーで乾かすと髪が傷むので自然乾燥の方がいいと考える方が多かったように思います。ですがそれは間違いで、髪が濡れている状態はキューティクルが開いた状態なのでダメージを受けやすい状態です。そのまま寝てしまうと枕にこすれて傷んでしまうこともあります。さらに頭皮にとっても、雑菌が繁殖しやすい状態が続くことで「炎症」や「頭皮のにおい」の原因にもなるので、できるかぎりドライヤーを使って乾かす習慣を身につけましょう。