薄毛カバー

薄毛カバーの基本ポイント② 生え際(M字)の薄毛

薄毛カバーの基本ポイント② 生え際(M字)の薄毛

額の両端が後退してできる「M字型の薄毛」は、30〜40代以降の男性に多く見られる悩みです。
しかし、カットとスタイリングの工夫次第で目立たなくすることができ、むしろ顔立ちを引き締める魅力に変えることも可能です。
ここでは、M字部分を自然にカバーするための具体的なポイントを紹介します。


1. 前髪に「厚み」を残す

M字型の薄毛では、生え際が後退している部分を前髪の厚みでさりげなくカバーするのが基本。
前髪を下すなら厚みを残し、前髪全体の束感や透け感をそろえることで額の形をカバーすることができます。

2. できれば前髪は短めに

生え際の後退具合によっては前髪の厚みを確保することができなかったり、M字の深い部分と頂点に差がありすぎて、割れやすくなることがあります。短くすることで厚みや割れの解消につながることも多いです。

3. 立ち上げすぎない「自然なアップバング」

前髪を上げるスタイルは爽やかですが、M字が強調されやすいデメリットも。
ドライヤーで**M字の頂点の根元をふんわり立ち上げ、生え際が後退している両サイドをおろした“控えめのアップバング”**にすると、前髪を上げた爽やかさを出しつつ、M字部分を目立たせずにすみます。

4. 短めのセンターパートでカバーする

自然なアップバングはショートスタイルが基本となりますが、もう少し長さが欲しい場合はセンターパートという選択肢もあります。その場合は10代~20代に多い、「前下がりのセンターパート」にしてしまうとM字部分が割れやすくなってしまうので、オーダーするときはスタイリストに「M字が気になるけどセンターパートにしたい」と相談してみてください。そりこみの深さや髪のクセ・毛量により最適なセンターパートを提案してもらえると思います。また、左右で剃りこみの深さが大きく違う場合は大人っぽく6:4などのサイドパートっぽくするのも良いと思います。

5. トップにボリュームを出してバランスを取る

M字部分だけに注目が集まらないように、トップに高さを出して視線を上に誘導しましょう。
ソフトモヒカンやショートレイヤーのように、頭頂部に動きをつけると全体のバランスが整います。
パウダーワックスなど時間が経ってもキープ力のある整髪料が効果的。

5. サイドを短くしてシャープに見せる

サイドの髪を短く刈り上げることで、フェイスラインが引き締まり、M字部分が目立ちにくくなる効果があります。
ツーブロックやクロップドスタイルのようにコントラストをつけると、清潔感と男らしさが両立します。

6. 無理に隠さず「自然に見せる」デザイン

M字を完全に隠そうとすると、重く不自然な前髪になることがあります。
前髪を軽く流す・トップに動きを出すなど、抜け感を意識したナチュラルスタイルも好印象です。
「隠す」より「自然にぼかす」感覚がポイントです。

7. パーマによる立体感や動きで視線を分散

直毛の方は、軽いパーマをかけることでM字部分が目立ちにくくなります。トップにボリュームが出ることによる立体感や生え際に動きが出ることで視線が分散されM字部分がカバーされます。毎朝のセットもラクになり、トップと前髪に自然な動きを出すことができます。

まとめ

M字の薄毛は、髪型次第で印象を大きく変えられます。

  • 前髪の厚みと毛流れでM字をぼかす
  • トップに高さを出して全体バランスを取る
  • サイドをすっきりさせて清潔感を強調

これらを意識するだけでも、M字を感じさせない自然なヘアデザインが可能です。

Re hommeでは、生え際の形・髪質・クセを見極め、
「M字をカバーしながら自然で好印象なスタイル」を一人ひとりに合わせて提案しています。

心斎橋のメンズ美容室・理容室Re Homme

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