世の中にはものすごく多くの数のスタイリング剤がありますよね。サロン専売品もあれば、市場で気軽に手に入るリーズナブルな商品もあります。
今回はそれぞれの特徴を改めてまとめてみようと思います。
知っている人も、知らなかった人ももう一度確認してみてご自身のスタイリング剤を買う時の参考にしてもらえればと思います!
男性用スタイリング剤の特徴
メンズスタイルを作る際重要なのは、ヘアスタイルをキープする「ホールド力」と「ツヤ感」です。
へアワックスの特徴
ヘアワックスは髪の動きを出したいときに使用します。
毛先の細かい束感などを出す事ができ、どんな長さの方にも使えます。
ヘアワックス(ハード)
ツヤ感:自然なツヤ・マットな質感
ハードワックスにオススメなのは断然ショートスタイル。ショートならではのシャープな毛先、立体感のある毛束をつくるのに適しています。
ハードワックスはホールド力が高いので、毛束の立ち上がりをしっかりキープする事が出来ます。
また、ワックスはツヤというよりはマットな質感になるものが多いです。
ヘアワックス(ミディアム)
ツヤ感:自然なツヤ・マットな質感
ショートだけでなく幅広いヘアスタイルに使用できます。
スタイルにボリュームを出し、自然で動きのある毛束をつくりやすく、髪の動きをキープする事ができます。
ヘアワックス(ソフト)
ツヤ感:自然なツヤ・マットな質感
ショートスタイルからミディアムまで幅広く使われ、自然な毛流れや髪の収まりをつくることができます。
毛束感があるにもかかわらず、髪のなじみ感を長時間保つことができます。
グリースの特徴
グリースはツヤを出したい時に使います。
ジェルほどはパリパリに固まらないのでつやを出しつつ動きも出したい方に使えます。
グリース(ハード)
ツヤ感:人工的なツヤ
ハードタイプのグリースでは、はっきりとした面と人工的なツヤ感を出す事ができます。
また整髪力が強く、2ブロックといった髪を寝かせたり、面を整えたりするスタイルにも適しています。
グリース(ミディアム)
ツヤ感:人工的なツヤ
人工的なツヤ感を出すことが出来ます。
スタイルに方向性をつけやすく、立ち上げたいところはしっかりとした立ち上がりを、流したいところは自然な毛流れをつくることができます。
ヘアスプレーの特徴
スプレーは主に作ったヘアスタイルをよりキープしたい時などに使います。
スタイリングのフィニッシュとして使われることが多いのですが、近距離でスプレーを振り過ぎるとシャンプーをしても取れないこともあるのでスプレーは離してふりましょう。
ヘアスプレー(ハード)
ツヤ感:自然なツヤ・マットな質感
多くはセットの仕上げで使用されます。スタイル全体を長時間キープすることができ、せっかく作ったスタイルを崩したくない時などに使います。また、ハードスプレーは他のスタイリング剤と併用されることが多いです。
根元につけると髪の立ち上がりを作る事も出来ます。
ヘアジェルの特徴
ジェルはツヤを出しつつしっかりと固めてくれます。
横のふくらみを抑えたい時やカッチリしたスタイルにしたい時などオススメです。
ヘアジェル(ハード)
ツヤ感:人工的な質感
ウエットなツヤ感ならハードジェルです。整髪力がとても強く、はっきりとした髪の方向性を作ることができます。
グリースのハードよりもパリッと固まる質感になるものが多いです。
硬い質感の毛束やビシッと面を出すスタイルなどに使われることがほどんどです。
また、柔らかい感じではなく強くはっきりとした髪の動きや方向性をつくる事もできます。
フォーム(ヘアムース)の特徴
フォームは主にパーマスタイルのスタイリングに向いています。
泡状なので髪全体につけやすく、ベタベタしないのが特徴です。
フォーム(ハード)
ツヤ感:自然なツヤ
パーマスタイルやウェーブを出したいときによく使われます。
ふんわりとボリュームを持たせながら動きをつくる事が出来ます。
ムース状なので髪全体になじませやすいのも特徴です。
最終的には自分で試してみる
一言にメンズ用スタイリング剤と言っても今回ご紹介したの大まかに分類したうちの一部です。
その用途や特徴によって使い分ける事が大事です。
また、各メーカーによってもホールド力もツヤ感も全く違うと思いますので、ご自分の髪質に合うスタイリング剤を色々試して見つけてみるのも楽しいかもしれませんね。