皆さんは、髪の毛を切りに行ったときに自分の希望しているスタイルをどのように伝えたらいいか困ったり、担当のスタイリストさんとイメージの共有が出来ていなくて思ってた髪型と違ったなぁ~といった経験はありませんか??
今回はもう失敗されない!理美容室でのメンズヘアスタイルのオーダーの7つのポイントをお伝えしていきたいと思います!!
写真・カタログでイメージを
やはりなんといっても一目でスタイルの全体像を伝えるには携帯の写メやヘアカタログなどを見せるのが一番でしょう!
いつも通っているサロンの担当スタイリストならまだしも、初めて行くお店で自分の好みのヘアスタイルを短い時間で全て伝えるというのは会話が得意な方でもなかなか難しいものです・・・。まして、口下手や人見知りの方とかですと、思いの半分も伝えられないという事が数多くあるのではないでしょうか???
写真を見せることによって希望のスタイルは口で伝えるより断然伝わりやすいでしょう。
ただ、これには一つ問題が・・・。
人にはそれぞれ骨格や髪質、髪の量、クセの有無、過去の施術履歴など皆様バラバラです。
写真やカタログを見せる事によって髪型や長さのイメージは伝わりやすいかもしれませんが、全くそれと同じスタイルに出来る!と思ってサロンに行くと仕上がってみると思っていたのと違う~!という事になるかもしれません。
例えばくせ毛の方が直毛の方の写真を持っていく、、、とかその逆などです。
そのために矯正やパーマが必要になってくるかもしれません。
そこはスタイリストさんと相談しあってやりたいヘアスタイル、出来るヘアスタイルを決めていきましょう。
前髪の長さ・厚み・流す方向
前髪はその人の印象をつくるうえで本人も周りの人も一番よく見えるところなで大事なポイントです。
だいたい、眉を基準にして伝えると伝わりやすいでしょう。
例えば「眉毛が見えないくらい」「眉毛くらい」「眉よりも短く」などです。
また、普段のスタイリングで流す方向を決めている方はそれも伝えておくとよりスムーズだと思います。
そして長さの次に大事なのが厚みです。前髪は重たい方が好きなのか、軽い方が好きなのかでも雰囲気やセットの方法が変わったりもするので伝えておくとイメージが伝わりやすいと思います。
サイド・耳周り
前髪の次に周りから見える印象を変える大事なポイントがサイド・耳周りです。
耳を全部出るくらいまで切ってほしいのか、耳にかかるくらいがいいのか、耳が隠れるくらいがいいのか、それだけでも長さやその人のイメージがとても変わります。
また最近では2ブロックのスタイルも主流なので2ブロックにされる方は刈上げの厚みをどれくらいにするのかでも印象がだいぶ変わってきます。
これは絶対イヤポイント!
あと、意外と失敗を防ぐ方法としてオススメなのが、これは絶対にされたらイヤ!というポイントをはじめから伝えておくことです。
例えば過去にお聞きした例で言いますと、「昔、おまかせにして目をつぶっていたら終わったころには角刈りになっていたので、角刈り&刈上げだけはやりたくないです!!」や「前髪がぱっつんにならないようにしてください」や「頭皮にイボがあるのでこれがみえないように短くしてください」などです。これはほんの一部ですがこれ以外にもまだまだたくさんあります。
スタイリストはプロなので今までいろいろな方をカットしてきています。それと同時に色々な方の絶対イヤポイントを聞いていると思いますので、気にせずなんでも言ってみるといいと思います。
普段のセット方法・スタイリング剤
あとこれはスタイリストが切っていくうえで知っておきたいポイントなのですが、
そのお客様の普段のスタイリング方法やスタイリング剤です。
普段からしっかりドライヤーをつかいスタイリング剤を毎日つけるという方はスキを多めに入れないとスタイリング剤を付けた時に重たくなってしまいます。また逆に普段スタイリング剤は何もつけない、ドライヤーもしないという方の量を減らし過ぎてしまうと減らしたところがピンピンはねてしまうのです。
なので、お客様側から言わなくても聞かれることも多いと思うのですが、普段のスタイリングのやりやすさや自宅での再現性を高めるためには、スタイリストに伝える重要なポイントの一つになります。
頭皮や髪の悩み
あと人にはそれぞれ頭皮や髪の毛の悩みがあると思います。
ハチ張り、薄毛(M字型・O型)、ケガや手術の時の頭皮の傷跡、円形脱毛・・・・たくさんあります。
人それぞれなのであげればキリがないです。
でもそれはカットで何とかなる事もあります!!
過去の投稿でもM字型の薄毛対策などお悩みに対する対策法もあげていますので、悩みだから言いにくい事もあるかもしれませんが言ってみると意外と解決することもあるかもしれませんよ。
こだわりのある方は後頭部も
後ろの髪の毛は自分からはほどんど見えません。多くは周りの親しい人からの意見になります。
でもだからこそ大事でもあります。
周りからいいね!似合ってるね!カッコいいね!と言われたら誰だって嬉しいものです。
襟足が長く生えてる方や、上に向かって生えているために浮きやすい方や、くせがきつい方、はねやすい方、ゼッペキの方など、自分ではどうしようもないけれど、何とかしたい!という所があります。
その点を伝えましょう。するとその生えグセなどをカバーしたカッコいいスタイルになるでしょう。