スキンケア実験

体の場所によって水分量に違いはある?

体の場所によって水分量に違いはある?

これからどんどん冬になるにつれ、気温が下がり寒くなってきます。

体がカサついてかゆくなったり、指の先が乾燥して割れてきたり。乾燥は肌にいろんな影響を与えます。そのため冬場は意識的に保湿ケアをしていきたいところですが、体の部位によって肌の水分量は違います。肌の水分量が変われば、ケアする方法も変わります。

今回は「体の部位別」でどれぐらい水分量が違うのか、簡易肌チェッカーを使って比べてみました。

全体的に乾燥している

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肌チェッカーで測った頬の水分量です。若干乾燥していますね。冬本番が心配です。

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お腹の水分量です。顔より若干乾燥していますね。お腹のケアも必要でしょうか?

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背中の水分量です。油分がかなり多いですね。割としっとりしています。顔より潤いがあるのはいかがなものか。

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肘の水分量です。顔やお腹、背中に比べだいぶ乾燥が進んでいます。見た目もカサカサしてるので予想通りといった感じです。カサカサお肌は色気がないですね。

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続いて膝の水分量です。肘と同じくカサカサですね。こちらも潤いをあげたいところです。

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かかとの水分量です。意外と潤っていますね。靴下を履いてたからでしょうか?(笑)

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最後に指先の水分量です。数ある数値のなかで最低記録を更新しました。これは冬場にあかぎれ待ったなし!?

男性も大丈夫!! 家で出来る保湿ケア

以上の結果を受けて、全身まんべんなくケアしたほうがいいことがわかりました。特に手がかわいそうです。寒い冬。できるだけ手間を省きたいので、ケアが楽な順に並べてみました。(笑)

・インバスタイプのボディトリートメント

体を洗った後、お風呂から出る前に塗り、流すだけなのでとっても楽ちんなボディトリートメントです。温かいお風呂の中でケアできるので湯冷めの心配はありません。なのでお風呂あがりにボディローションを塗ってる間に身体が冷えてせっかく温まったのが台無しになんてこともないです。私のようなズボラさんにはもってこいの商品ですね!市販だとニベア等があります。ニベアのは私も使っていますがなかなかいい香りで癒されます。しっとり感もありますし、シャワーで流す時間で自分好みのしっとり感を演出できます。無香料タイプもあるのでオススメですよ。また塗ってる最中、床がとても滑りやすくなるのでお気をつけ下さい。

・全身用のボディクリーム

身体用のボディークリームは1本で全身ケアできるのでとても便利です。中にはそのまま顔に塗れるものもあります。特にカサカサする部分に重ね付けしましょう。手だと手袋、かかとだと靴下、顔や唇などはマスクをして寝るのもいいでしょう。保湿の効果が更に上がります。ジョンソンエンドジョンソンやニベアが割と安価で使いやすいと思います。

・ワセリン

こちらも万能ですね。肌荒れしてる方でも使え、水仕事をする時は、水を弾いてくれるので特に便利です。塗る量にもよりますが割とべたべたするので水仕事前や、指先で割れているところに軽く伸ばしてあげるのがいいと思います。寝る前にはガッツリ塗りましょう。唇も乾燥しがちなので唇にも塗って下さい。ワセリンはドラックストアに売ってるので買い求めやすいですね。

保湿は肌トラブルの元です

一般的に体の水分量は三分の二を占めており、男性は全体の60%、女性は55%といわれております。筋肉に一番水分を蓄えており、筋肉をより多く持つ男性の方が水分を多く必要とします。冬場のカサつきや肌荒れ、かゆみは乾燥からくるものがほとんどです。乾燥することで敏感肌になりやすく、少しの刺激で肌トラブルに繋がってしまいます。冬場は特に乾燥しやすくなるので、しっかり保湿してあげましょう。