今の髪型にとくに不満があるわけではないけれど、何か気分を変えたい。と、思ったことはありませんか?
今回は髪の毛の長さ自体は同じですが、スタイリング剤の種類やスタイリング方法を変えて印象やイメージがどう変わるのかをお見せしていきたいと思います。
今回使うのはこちらのスタイルです。今はまだ何もスタイリング剤はついていない状態です。上の写真では見えていませんが、サイドを刈上げして2ブロックに切ってあります。
それでは早速やってみましょう~!
スタイリング剤なしで前髪の分け方で比べてみる
スタイリング剤を使わず、前髪の分け方を変えるだけでも印象は大きく変わります。まずは前髪の分け方による印象の変化から・・・
ノーパート
分け目なしで前におろしてみました。長さもあり少し重ためなのでマッシュ感が出て少しかわいらしい感じになります。柔らかい雰囲気になりました。
サイドパート
横から斜めに流すように分けてみました。おでこの肌色部分が見える事により、ノーパートの時よりも軽さが出ました。爽やかな印象になりました。
センターパート
真ん中で分けてみました。この長さで真ん中で分けると何とも不思議な雰囲気になります。シンプルだけど個性的な印象になりました。
アップバング
全部後ろに流すように上げてみました。手ぐしでかき上げてサイドの毛も後ろへ流すイメージです。大人っぽい印象になりました。
同じスタイリングの仕方でスタイリング剤を変えると?
同じスタイリングの仕方でも、使うスタイリング剤を変えると質感は大幅に変化します。
今度は「同じスタイリングの仕方」で、「ヘアクリーム・ヘアワックス・ジェル」とスタイリング剤を変えてみて、質感の変化に注目して比べてみたいと思います。
ヘアクリーム
ヘアクリームのスタイリングは動きよりもなめらかさが出ます。柔らかい質感になります。
ヘアワックス
ワックスでのスタイリングは程よい動きとそのワックスの種類にもよりますが、ややドライな質感になります。動きが出ることで少し軽さがでます。
ジェル
ジェルでの仕上げは、やはりツヤ感が強くでます。動きというよりはまとまり感が出てきます。
同じスタイリング剤を使い髪の動きを変化させると?
今度は同じスタイリング剤を使い、髪の表面の動きを変えることで、それぞれの印象の変化を見ていきたいと思います。今回はジェルを使うことで表面の動きをわかりやすくします。
髪の表面の動き弱め
表面の毛流れに手グシのくずしを入れています。柔らかいイメージになります。
片方を耳にかけてアシンメトリーにして2ブロックの刈上げ部分を見せています。
髪の表面の動きやや強め
動きを残し爽やかさを増します。前髪を上げることにより、出来る男も演出できます。
髪の表面の動き強め
コームを通した面スタイルは都会的でカッチリとした印象になります。動きがなくビシッとした雰囲気になります。
いかがでしょう?表面の動きついてはすべて同じジェルを使ってスタイリングしています。表面の動きを強く出すかどうかだけでもずいぶん雰囲気が変わりますね。
スタイリング剤とスタイリング方法の両方を変えると?
今度は、スタイリング剤とスタイリング方法の両方を変えてみます。両方を変えることで大幅に印象が変わります。
ヘアクリーム
こちらのスタイルはヘアクリームを使ってセットしています。ピンピンと立つ毛先がおさまるのと、ベタベタしないので髪の毛に何かついているという感じが嫌いな方にはいいと思います。
”動きを出す”というよりは”自然な感じ”が好きな方にオススメです。
ヘアワックス
こちらのスタイルはヘアワックスを使ってセットしています。コテやアイロンなどでより動きを出しています。10代や20代といった若い方やビジネスマンの方のOFFのスタイルにいいと思います。
ヘアワックス×アップバング
こちらのスタイルもヘアワックスを使っているのですが、先ほどとは違い前髪を上げてアイロンなどを使わずに束感を出してセットしています。
少し前までは前髪を前におろすヘアスタイルが主流でしたが、最近はこのようにアップバングのスタイルも多くなってきました。
アップバングはおでこを出して肌を見せる事でさわやかさが出ます。
ジェル
こちらのスタイルはジェルやグリースのようなツヤの出るスタイリング剤を使ってセットしています。サイドをタイトにしてトップに高さを出す事によってメリハリのあるスタイルになります。
スーツにも合うので、30代以上のビジネスマンの方や男らしさを出したい方にオススメのスタイルです。
なりたい自分像に近づける為に自分に合ったスタイリング剤を見つけよう
今回は同じ髪の長さのウィッグで「スタイリング剤やスタイリングの方法」を変えることで、どう印象が変わるのか試してみました。
今回の数パターンだけでも長さは全部同じにもかかわらず、それぞれ随分印象が変わったと思います。少しスタイリングを変えるだけで、毎日を違う気分で過ごせるのではないでしょうか?
髪の毛のスタイリング方法と服装との組み合わせで、新しい自分になれる可能性はいくらでも隠れています。いきなり髪を切るのは勇気がいるかたでも、「スタイリングの仕方やスタイリング剤」の変化なら失敗してもお湯で流したら元通りになるのでチャレンジしやすいと思います!
今、市場にはたくさんのスタイリング剤があふれています。それぞれにメリットがありデメリットがあり、合う合わないもあると思います。色々使ってみて自分に合ったスタイリング剤を見つけることを楽しみにしていくと、また新たな発見が出来るかもしれませんよ。